七夕フェス。
2005年 08月 06日
bank bandのフェスにはかなわないかもしれない。
でも、地元のささやかな、ちょっぴり地味な、
ほんのり温かい。
手作り感覚のお祭り。
それが今年の僕にとっての「七夕まつり」の感想です。
僕が神奈川の橋本という町に
引っ越してきてから早8年・・・8年だって、産まれてきて小学校2年生になっちゃう年月。
僕はこの町に引っ越してくるとき(前に15歳のときまで住んでいたのは「赤羽」・・・昔の日記に書きましたが)、父の車に揺られながら遠ざかっていく愛する地元・・・泣きました。
父の前で恥ずかしかったけど、助手席の窓を全開にして、父に顔を見られないようにした。
顔に当たる風が、次々につたってくる涙を渇かしてくれた。
でも、いっこうに渇かなかった。
BGMは米米クラブさんのCDが流れてきて
「愛してる 愛してる いつまでも君のことを」という
リフレインがジワーッとそれを溢れさせた。
それから、
8年。
本音を言うとね、
実はね、
神奈川のそこに着いたとき、
僕はこの町に幻滅してしまったんです。
閑散とした町(のようにその時は見えてしまったんです)、
交通の便の悪さ(10分に1本という電車・・・2、3分も待っていれば来ていたのです)、
友は遥か彼方。。。
TSUTAYAも無い、コンビニも少ない、
何もかもが足りない町(でした)。
祭りも、
僕の住んでいる下の通りで行われるのですが、
毎年、迷惑でした。
その祭り自体の良さが分からないまま、それは終わっていく。
うるさいし、路駐は多い、恐いお姉様方・お兄様方がたむろっている、、、絡まないでね・・・と思いながら(笑)家に帰っていたものです。
そんな思いを持ってしまい、本当にすいませんでした。
巨大な笹も、手作りの飾りも、
出店?まで立派じゃない焼き鳥、ジュース、ジャガバタ・・・etc...
良さが分かるまでに、長い年月がかかってしまいました。
『七夕フェスat杜のホール』セットリストです。
1、少年時代
2、白球ストーリー
3、帰り道
4、たなばたさま
5、月キレイ
6、When You wish Upon A Star
いかがでしたでしょうか?
リハーサルが終わって夕立が降ってきて
今日の祭りは中止・・・そしてコンサートも・・・お客さんは来てくれるのかと、激しい雨の音のする窓の外を中から見ていました。
晴れてくれて良かった。
長い時間、席を立たずに見て頂いた
おばあさま、おじいさま、おばさま、おじさま、お子ちゃま、
友達、両親、スタッフの方々、、、。
ありがとうございました。
スタッフの方々の熱い気持ちで
迎え入れてくれて、気持ちよく楽しくできました。
沢山の短冊の願い事が、
少しでも届きますようにと
願いを込めて。
明日まで、七夕まつりはありますが・・・
来年は、今年以上に楽しめるか・・・
今からそんなことを思っている僕でした。
また、あのホールで歌いたいなぁ。
by kamiyama__kouya
| 2005-08-06 23:06
| diary