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神山幸也が日々思ったこと、感じたことを書いていきます。おもいのままに、感じたままに。「ありがとう」を心に灯しながら。


by kamiyama__kouya
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展覧会 〜宇宙はイエロー〜

小学生のときに、展覧会があった。
たしか、5年生か6年生のころだったように思う。

両手を広げた大きさよりもある、画用紙に、宇宙を描いた。


僕は背景を宇宙服を着て、飛んでいた。


「宇宙」なのに、僕は背景をイエローで塗った。


普通は、ダークな色、、んー、ダークネイビーとか黒色とかで塗っている友達がほとんどの中、僕はイエローを使っていた。

躊躇せずに、ピンと来た色を使った。
全然躊躇せずに大胆に。
作業する時間では、夢中で取り組んでいた。
イエローに、迷いは無かったように思う。


「光り輝くような色」を使いたかった。



結局、高い評価をしていただき、表彰をしていただくことになったのだけれど、
その作業をしている最中、全く評価のことを気にしていなかったように思う。


表彰状のことなんか頭に無く、ただただ、楽しかった。
夢中で筆を動かしていた。


そのことをね、
ふと、色鮮やかに思い出した。



「ひとの目」を気にするようになったのは、いつからだろう?
「ふつう」を気にするようになったのは、いつから?
この作品は、評価してもらえるだろうか?
今の発言は、良いことを言っているだろうか?
行動は、どうか?


なんだか、
どこかにある目や、誰かからの評価、モラルや一般的さを求めてしまっていた自分がいる。


「それじゃあ、つまらないよ。」
「もーっと、自由に、ワクワクしなきゃ。」
「夢中になって良いんだから。」


そう言われているような、励まされているような気がした。



「モラル」だって、「一般的価値観」だって、大切だよね。

それでも、
大切に育てていきたいと思ったこと。

あの頃のよさ。
思い切りの良さ。
ワクワクとした気持ち。
そして、夢中で1つのことに取り組むこころがあること。



ひとの評価なんて、後からついてくる。
その評価なんて、二の次。


おもいっきり、全力で楽しむこと。
きっとそれが大切なんだね。




パッと目の前に思い出された鮮やかな映像に、大切なものがあった。






2010.12.07.Tuesday
26:30 p.m.

神山幸也
by kamiyama__kouya | 2010-12-08 02:31 | diary