はれもの
2010年 03月 04日
もしも、何かが起こったときに、
ひとは、腫れ物にさわるように、ひとを見つめるようになる。
たとえ、何かが起きてしまったとしても、
腫れ物なんかみたいに見る目ではなくって、
いつも通りに、触ってくれて、見つめてくれる
そんなひとを、一生懸命に信じたら良いんだと思う。
たとえ、ひとを信じられなくなったとしても、
ひとをなんとか「信じられるようになった自分」を想像して生きてみたらいい。
そんな日が来たら、すごく楽しいよ。
想像することが大事なんだ。
きっと、その方向に向かうから。
想像することは大事なんだよ。
ぼくは、腫れ物のように相手を見つめてしまう目を持った自分がいることを想像すると、こわい。
すごく残念な気持ちになる。
ぼくは、そんな目を知っている。
きのうとは、違う目をして、ぼくを見てきたひとたちの目を。
きのうをずっと信じてたあの日を。
あしたなんか来なきゃ良いのにと、思って起きた朝を。
ぼくは忘れずにいる。
いつか、忘ることができるのだろうか。
2010.03.03.Wednesday
25:33 p.m.
神山幸也
by kamiyama__kouya
| 2010-03-04 01:34
| diary